き‐けい【奇形/畸形/畸型】
1 珍しい形。奇妙な形。「遂には燕の尾にかたどった—迄出現したが」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 生物体で、遺伝または発生途中の発育不全によって起きる形態的・機能的異常のうち、個体変異の範囲を超え...
きけん‐じゅんびきん【危険準備金】
保険会社が保険金を確実に支払うため、保険業法の規定により積み立てが義務付けられている責任準備金の一つ。保険事故の発生率等が予測を超え、多額の保険金支払いが必要となるリスクや、保険金の運用利回りが...
きけんど‐ぶんぷず【危険度分布図】
大雨による浸水害や洪水、地震による地盤の液状化などの災害が発生する危険度の高まりを予測し、図に示したもの。
きけん‐はん【危険犯】
法益が侵害されたという結果(実害)が発生しなくても、法益侵害の危険が発生すれば成立するとされる犯罪。放火罪など。危殆(きたい)犯。→侵害犯
き‐げん【期限】
1 前もって決められた一定の時期・期間。「定期券の—が切れる」「提出—」 2 法律行為の効力の発生・消滅または債務の履行を、将来到達することの確実な事実の発生にかかわらせる付款(ふかん)。確定期...
キサンチン【(ドイツ)Xanthin】
尿酸の前駆物質の酸化生成物。多くの臓器と尿中に発生し、尿結石を形成することがある。
きしゃく‐ねつ【希釈熱】
溶液に溶媒を加えて薄めたときに発生または吸収する熱量。
きしゃ‐やすで【汽車馬陸】
ババヤスデ科のヤスデ。体長約3.5センチ。肌色から朱色の地に褐色の横縞がある。日本特産で、長野県を中心に分布し、特に八ヶ岳山麓で周期的に大発生し、小海線の線路上にはい出して列車の進行を妨げること...
きしょう‐つなみ【気象津波】
大気の擾乱に起因する海面の副振動の一種。台風や前線の通過、火山噴火に伴う空振などが気圧変化を引き起こし、海面に影響を与えて発生する。振動周期は数分から数時間程度。メテオ津波。
きじゅん‐じしんどう【基準地震動】
原子力発電所の耐震設計において基準とする地震動。地質構造的見地から、施設周辺において発生する可能性がある最大の地震の揺れの強さのこと。単位はガル。