しら‐くぼ【白癬】
「しらくも(白癬)」に同じ。
しら‐くも【白癬/白禿瘡】
小児の頭部に、大小の円形の白色落屑(らくせつ)面ができる皮膚病。白癬(はくせん)菌が感染して起こる。かゆみがあり、毛髪が脱落する。頭部白癬。しらくぼ。
しら‐くも【白雲】
白く見える雲。はくうん。しろくも。
しらくも‐の【白雲の】
[枕]白雲の立ち、または絶える意から、「たつ」「絶ゆ」に掛かる。「—竜田(たつた)の山の滝の上の」〈万・一七四七〉 「—絶えにし妹(いも)をあぜせろと」〈万・三五一七〉
しら‐くら【白黒】
《「しろくろ」の音変化》とやかく言われる理由。「へん、そりゃあねえ。そこにかけちゃあ—なし」〈滑・浮世床・初〉
しら‐くりげ【白栗毛】
馬の毛色の名。栗毛の色が薄くて黄ばんで見えるもの。しろくりげ。
しらけ【白け】
興ざめなこと。また、何事にも関心・感動をもたないこと。「—の時代」
しらけ‐せだい【白け世代】
無気力で、何事にもしらけた態度をとる世代。学生運動が沈静化したころに大学生活を送った、昭和30年(1955)前後の生まれの人々を指した語。
しら・ける【白ける】
[動カ下一][文]しら・く[カ下二] 1 白くなる。色があせて白っぽくなる。「壁紙が—・ける」 2 興がさめて気まずい雰囲気になる。「座が—・ける」 3 具合が悪くなる。きまりが悪くなる。「実方...
しら‐げいしゃ【白芸者】
客に色を売らない芸者。「—母はうるさくつきまとひ」〈柳多留・二一〉