はくちょう‐の‐うた【白鳥の歌】
死ぬまぎわに白鳥がうたうという歌。その時の声が最も美しいという言い伝えから、ある人が最後に作った詩歌や曲、また、生前最後の演奏など。
《原題、(ドイツ)Schwanengesang》シューベ...
はくちょうのうたなんかきこえない【白鳥の歌なんか聞えない】
庄司薫の小説。昭和45年(1970)「中央公論」誌に連載。翌年、単行本刊行。作者と同名の青年を主人公とする作品群「薫くんシリーズ」の一つ。
はくちょうのくび‐フラスコ【白鳥の首フラスコ】
⇒パスツールフラスコ
はくちょうのみずうみ【白鳥の湖】
《原題、(ロシア)Lebedinoe ozero》チャイコフスキー作曲のバレエ音楽。1877年モスクワで初演。悪魔によって白鳥に変えられた王女オデットと、王子ジークフリートとの悲恋を描く。
はくちょう‐ハンこく【白帳ハン国】
キプチャクハン国を構成した王国の一。バトゥの兄オルダの所領で、東方領のカザフスタンを支配した。16世紀初めに滅亡。
はくちょうひめ【白鳥姫】
《原題、(スウェーデン)Svanevit》シベリウスの管弦楽曲。1908年作曲。ストリンドベリの同名の戯曲の劇付随音楽であり、のちに全7曲の組曲に編曲した。
はく‐てい【白丁】
律令制で、無位無官の良民。口分田を支給されて租を納め課役を負担する者。
はく‐てい【白帝】
《五行説で、白を西・秋にあてるところから》西方の神。秋をつかさどる神。また、秋の異称。
はくてい‐じょう【白帝城】
中国、重慶市の北東部、揚子江の北岸、白帝山上にあった城。前漢末に築かれ、蜀漢の昭烈帝(劉備(りゅうび))が崩じた所。
犬山城の異称。
はく‐てっこう【白鉄鉱】
鉄の硫化鉱物。淡い真鍮(しんちゅう)色で金属光沢がある。板状・錐状結晶や塊状をなすことが多い。斜方晶系。黄鉄鉱と同じ化学組成であるが、結晶系が異なる。マーカサイト。