セラミド【ceramide】
動物の脳の白質や表皮の角質層を形成する細胞膜に、多量に存在する脂質の一種。皮膚の保湿、柔軟性を維持する働きがあるとされ、化粧品などに使用される。N-アシルスフィンゴシン。
セルライト【cellulite】
《Cellule(細胞)+-ite(鉱石の意を表す接尾辞)から》皮下の脂肪細胞同士が付着、また、脂肪細胞に老廃物が付着して固まったもの。大きくなると皮膚の表面がでこぼこになる。太もも・尻・下腹部...
せんざいせい‐ひふしんきんしょう【浅在性皮膚真菌症】
真菌症のうち、感染が角質や表皮など皮膚の表層にとどまるもの。白癬・皮膚カンジダ症・癜風・マラセチア毛包炎など。
せん‐そ【蟾酥】
ヒキガエルなどの皮膚腺の分泌物。漢方で強心・鎮痛薬に用いる。
ぜんがん‐じょうたい【前癌状態】
高頻度に癌になりやすいと考えられている病変。肝臓癌に対する肝硬変、皮膚癌に対する色素性乾皮症など。前癌病変。
ぜんしんせい‐こうかしょう【全身性硬化症】
膠原病(こうげんびょう)の一種。皮膚の硬化、関節炎や内臓病変などの症状を特徴とする。中年以降の女性に多い。「全身性強皮症」として指定難病に登録。強皮症。
そうい‐えん【爪囲炎】
爪の周りの皮膚が炎症を起こし赤く腫れた状態。ブドウ球菌などの感染による急性爪囲炎と、カンジダの感染や湿疹・乾癬(かんせん)などによる慢性爪囲炎がある。
そう‐こん【爪根】
爪の基部の皮膚に隠れている部分をいう。
そう‐しょう【創傷】
皮膚などに生じたきず。切創・刺創・割創など、きず口の開いているきず。
そう‐しょう【爪床】
爪の下面が接している皮膚の部分をいう。