はだ‐え【肌/膚】
皮膚。はだ。「肉(しし)つきの豊な、ふっくりとした—」〈鏡花・高野聖〉
はだ‐しつ【肌質】
1 物の表面の質感。「陶器の—」 2 皮膚の質感。乾燥具合やきめの細かさなど。「—を改善する美容液」
肌(はだ)に粟(あわ)を生(しょう)・じる
恐ろしさや寒さのために皮膚に粟粒のようなぼつぼつができる。鳥肌が立つ。
はっ‐ぷ【髪膚】
髪の毛と皮膚。転じて、からだ。「身体—」
はっ‐ぽう【発泡】
[名](スル)《「はつぼう」とも》 1 あわを生じること。あわが出ること。 2 (「発疱」とも書く)皮膚に水泡状のものができること。 3 「発泡膏(こう)」の略。「—ヲハル」〈和英語林集成〉
はっぽう‐やく【発泡薬】
皮膚に刺激を与えて水疱を生じさせる膏薬(こうやく)。カンタリス・テレビン油・芥子(からし)油など。
はなお‐ずれ【鼻緒擦れ】
鼻緒ですれて足の皮膚がすりむけたりすること。また、その傷。
はらだ‐びょう【原田病】
眼球のぶどう膜・皮膚・内耳など色素細胞がある組織に炎症を起こす全身性疾患。両眼の視力低下・耳鳴りなどが起こり、白髪や皮膚に白斑がみられる。メラノサイトを攻撃する自己免疫疾患と考えられている。大正...
はり【針】
1 布などを縫う、細くて先のとがった金属製の道具。一方のはしに糸を通す穴(めど)がある。縫い針。また、布を刺して留めるための穴のない留め針・待ち針もある。 2 形や用途が1に似ているもの。 ㋐サ...
はれ【腫れ】
1 炎症・化膿(かのう)などで皮膚の一部がふくれること。「—が引く」 2 体組織中に水分がたまってむくむこと。浮腫(ふしゅ)。むくみ。