ペラグラ【(イタリア)pellagra】
ニコチン酸の欠乏から起こる、皮膚・消化器・精神の障害を主症状とする病気。
ほう【疱】
[音]ホウ(ハウ)(漢) 皮膚にできる水泡状のでき物。「疱疹(ほうしん)・疱瘡(ほうそう)/水疱・膿疱(のうほう)」
ほうさん‐なんこう【硼酸軟膏】
白色軟膏に硼酸の粉末を加えて作った白色ないし淡灰黄色の軟膏。やけど・ただれ・皮膚病などに用いたが、硼酸の副作用のため製造中止。
ほうしゃせん‐しょうがい【放射線障害】
放射線の被曝(ひばく)によって健康な生体に起こる障害。造血器・生殖器・腸管・皮膚が障害を受けやすい。
ほうそうしき‐えん【蜂巣織炎】
皮膚の傷から連鎖球菌・ぶどう球菌などが皮下の疎性の結合組織に感染し化膿(かのう)する急性の炎症。病変が広がりやすく、赤くはれ上がって痛む。フレグモーネ。蜂窩織炎(ほうかしきえん)。
ほう‐ひ【包皮】
1 表面を包む皮。「種子の—」 2 陰茎の亀頭部を覆う薄い皮膚。
ほうらん‐はん【抱卵斑】
鳥類で、抱卵期の親鳥の腹部に見られる、羽根が抜け落ちて皮膚が露出した部分。血管が集まり、温度が高く、卵を温める役割をもつ。
ほくろ【黒子】
皮膚にみられる黒褐色の斑で、母斑の一。周囲より隆起し、アズキ大までのものをいう。こくし。
ほしつ‐せいぶん【保湿成分】
皮膚や毛髪の水分を保持し、乾燥を防ぐ作用のある物質。化粧品などに配合される。吸湿性の高い水溶性の物質で、皮膚や毛髪の表面にとどまり、水分を与えたり、水分の蒸発を抑える。セラミド、ヒアルロン酸、可...
ほっ‐しん【発疹】
皮膚や粘膜に現れる色や形の病的変化。麻疹(はしか)・風疹(ふうしん)・水痘(すいとう)などでみられる。はっしん。