ちょ‐ひ【楮皮】
コウゾの木の皮。
ちん‐ぴ【陳皮】
ミカンの成熟した果皮。漢方で健胃・鎮嘔(ちんおう)・鎮咳(ちんがい)薬などに用いる。橘皮(きっぴ)。
つくり‐かわ【作り皮/革】
1 毛を取り去った獣皮。なめし革。〈和名抄〉 2 漢字の部首の革偏(かわへん)の異称。また、「革」の字を「皮」と区別していう語。
つま‐かわ【爪皮/爪革】
雨や泥などをよけるために、下駄などの爪先につけるおおい。爪掛け。
つら‐の‐かわ【面の皮】
顔面の表皮。めんぴ。
てつ‐めんぴ【鉄面皮】
[名・形動]《鉄でできている面(つら)の皮の意》恥知らずで、厚かましいこと。また、その人や、そのさま。厚顔。「—な(の)男」
てんぽ‐の‐かわ【てんぽの皮】
「てんぽ」を強めていう語。「何と—、申してみましょ」〈浄・源頼家源実朝鎌倉三代記〉
とう‐ひ【橙皮】
ダイダイの果実の皮。また、それを乾かしたもの。橙皮油をとるほか、苦味チンキの原料に用いられる。
とう‐ひ【頭皮】
あたまの皮膚。頭部の顔や額以外の部分、すなわち頭の最上部、後部、および側面の耳の上や後ろの部分で、通常であれば髪の毛が生えている領域の皮膚をいう。
とら‐の‐かわ【虎の皮】
虎の毛皮。敷物や、太刀・槍(やり)の鞘(さや)の素材とする。