ふさ‐ざくら【総桜】
フサザクラ科の落葉高木。山中に自生し、葉は広卵形で先が尾状にとがり、枝の先のほうにつく。3月ごろ、葉より先に花をつける。花びら・萼(がく)をもたず、多数の雄しべが房状に垂れ、葯(やく)は暗紅色。...
ふ‐しゅ【浮腫】
皮下組織内に、組織間液が大量にたまった状態。押すとへこむ。むくみ。
ふじ‐ごろも【藤衣】
1 藤づるの皮の繊維で織った粗末な衣服。ふじのころも。「穂にもいでぬ山田をもると—稲葉の露にぬれぬ日ぞなき」〈古今・秋下〉 2 麻布で作った喪服。ふじのころも。「—露けき秋の山びとは鹿のなく音(...
ふ‐じゅ【膚受】
《「論語」顔淵から》 1 讒言(ざんげん)や中傷などが、垢(あか)が皮膚にしみ込むように、知らぬ間に心の中に入り込むこと。また、それが肌を切りつけるように痛切なこと。「—の愬(うった)え」 2 ...
ふすべ‐がき【燻べ柿】
渋柿の皮をむいてかまどやいろりの上につるし、いぶして甘くしたもの。くすべがき。
ふすま【麩/麬】
小麦をひいて粉にするときに残る皮のくず。家畜の飼料や洗い粉にする。麦かす。からこ。もみじ。
ふた‐かわ【二皮】
「二皮目」の略。
フタルさん‐ジブチル【フタル酸ジブチル】
《benzyl butyl phthalate、または、butyl benzyl phthalate》フタル酸エステルの一つ。無色透明の油状の液体。可塑剤としてプラスチックに添加され、シーリング...
ふっか‐すいそさん【弗化水素酸】
弗化水素の水溶液。無色の液体。ガラスや多くの金属を腐食するので、ポリエチレンやテフロン容器で保存する。非常に毒性が強く、皮膚からも吸収され組織を壊死させる。ガラス、金属の表面加工、半導体基板のエ...
ふ‐でんき【負電気】
エボナイトなどの樹脂を毛皮で摩擦したときにエボナイトに生じる電気、およびそれと同質の電気。符号は−で表す。負電荷。陰電気。陰電荷。→正電気