けい‐きん【携琴】
明清楽(みんしんがく)に用いる弦楽器。胡弓(こきゅう)に似てやや大きく、竹製の円筒形の胴の上面に蛇皮が張ってある。弦は4本で、太い糸と細い糸とを交互に張り馬の尾の毛を束ねて張った弓でこすって演奏...
けい‐し【桂枝】
1 トンキンニッケイ(カシア)などの幼若枝または樹皮を乾燥したもの。漢方で健胃・解熱・鎮痛・去痰(きょたん)薬などに用いる。 2 月桂樹の枝。 3 月に生えているという桂(かつら)の枝。
けい‐しん【桂心】
1 ニッケイの樹皮の外皮を除いたもの。薬用とする。「—といふ薬はこの国にも候ひければ」〈今昔・二四・一〇〉 2 唐菓子(とうがし)の一。餅で宝冠の形に作り、上にニッケイの粉末をつけたもの。
けいせい‐げか【形成外科】
身体の奇形や変形を手術によって治療する医学の一分野。障害の治療、事故により変形した顔面の整形、やけどの跡の皮膚移植などを行う。
けい‐とう【鶏痘】
ニワトリやウズラがかかる急性伝染病。ポックスウイルス科アビポックスウイルス属のDNAウイルスによって引き起こされる痘瘡(とうそう)で、皮膚や粘膜にできものが現れる。家畜伝染病予防法で定められた届...
けい‐ひ【桂皮】
トンキンニッケイ(カシア)などの樹皮を乾燥したもの。甘辛く、芳香がある。漢方で、発汗・解熱・鎮痛薬として用いる。肉桂。
けい‐ひ【経皮】
《多く、他の語と複合して》皮膚を通して、皮膚から、の意を表す。「薬剤を—的に投与する」
けいひ‐かんせん【経皮感染】
病原体を保有する動物や昆虫にかまれる、寄生虫が皮膚から侵入する、傷口から病原体が入る、病原体が付着した注射針を使用することなどによって皮膚から感染すること。
けいひ‐すい【桂皮水】
桂皮油を蒸留水に加えたもの。桂皮油を水蒸気蒸留で採取するときにも得られる。苦味剤・香料などに用いる。
けいひてき‐じんけっせきはさいじゅつ【経皮的腎結石破砕術】
⇒経皮的腎砕石術