あつし【厚司/厚子】
《アイヌ語から》 1 オヒョウなどの樹皮を細く裂いて織った布。また、その布で作ったアイヌの衣服。背・袖口・裾に独特の模様を刺繍する。 2 平織りまたは綾織りの厚い木綿織物。紺無地(こんむじ)、ま...
あつ‐よう【厚様/厚葉】
厚手の鳥の子紙・雁皮紙(がんぴし)。また、一般に厚手の和紙。⇔薄様(うすよう)。
あて‐こす・る【当て擦る】
[動ラ五(四)]他の事にかこつけて、それとなくわかるように悪口や皮肉を言う。あてつける。「笑い話にかこつけて、人の失敗を—・る」
あて‐こと【当て言】
1 あてこすり。皮肉。「其の月毛に此の馬が歩み負けた—な」〈浄・鑓の権三〉 2 遠まわしにそれとなくいう言葉。「将棋にことよせ、…命助けよといふ—」〈浄・寿の門松〉
あて‐つ・ける【当て付ける】
[動カ下一][文]あてつ・く[カ下二] 1 他にかこつけて相手の悪口や皮肉などを言う。また、皮肉な態度をとる。あてこする。「兄に—・けて弟をほめる」 2 仲のよさを見せつける。「新婚の夫婦に目の...
アテローム【(ドイツ)Atherom】
皮膚にできるはれもの。豆粒大から鶏卵大で、中に悪臭のあるかゆ状のものがたまる。粉瘤(ふんりゅう)。粥腫(しゅくしゅ)。
アナトー【annatto】
ベニノキの仮種皮からとれる食用染料。主成分はカロテノイド系色素で、黄色・紅色の着色料として用いられる。
アニマル‐プリント【animal print】
シャツ・ブラウスなどの生地に動物の表皮模様、例えばシマウマ・ヒョウ・トラなどの特色のある表皮模様を捺染(なっせん)技法で表現したもの。
あばた【痘痕】
《(梵)arbudaの音写。皮膚の水疱(すいほう)の意》痘瘡(とうそう)が治ったあとの皮膚に残る小さなくぼみ。じゃんこ。
アピアランス‐ケア【appearance care】
《アピアランスは見た目の意》がん治療にともなう脱毛や皮膚炎などで生じる心理的・社会的な苦痛を、さまざまな方法で軽減するための支援。