しわ‐くび【皺首】
しわの多く寄った、老人の首。へりくだった表現にも用いる。「—一つ、惜しくはない」
しわ‐しわ【皺皺】
[名・形動]しわが多いこと。また、そのさま。しわだらけ。「—な(の)手」「—な(の)札(さつ)」
しわ‐だ・つ【皺立つ】
[動タ五(四)]しわが寄る。しわばむ。「—・った手」 [動タ下二]「しわだてる」の文語形。
しわ‐だ・てる【皺立てる】
[動タ下一][文]しわだ・つ[タ下二]しわを寄せる。「額に—・て顔をしかめて」〈康成・雪国〉
しわ‐とり【皺取り】
発電などの電気事業において、発電量を調整して需給変動を抑えること。とくに太陽光発電や風力発電のように天候によって発電量が大きく増減する再生可能エネルギーに対し、火力発電や蓄電設備からの電力供給を...
しわ‐のばし【皺伸ばし】
1 しわを伸ばすこと。 2 気晴らし。特に、老人の気晴らし。「—に温泉に行く」
皺(しわ)伸(の)・ぶ
気が晴れ晴れして、若返る。「見たてまつるに—・ぶる心地して」〈源・総角〉
しわ‐ば・む【皺ばむ】
[動マ五(四)]しわがよる。しわだつ。しわむ。「年取って—・んだ肌」
しわ‐ばら【皺腹】
1 しわの寄った、老人の腹。へりくだった表現にも用いる。「—かき切ってわびる」 2 《皺腹を切る、の意から》老人が切腹すること。「これにて—仕(つかまつ)り」〈浄・吉野忠信〉
しわ・びる【皺びる】
[動バ上一][文]しわ・ぶ[バ上二]しわがよる。また、老いる。「我が髪の毛の薄うなり我が肌の—・び」〈露伴・いさなとり〉