ばんこん‐さくせつ【盤根錯節】
1 曲がりくねった根と、入り組んだ節(ふし)。 2 複雑で、処理や解決の困難な事柄。「派閥間の—を処断する」
ばんし‐き【盤子器】
⇒裸子器
ばん‐しき【盤渉】
日本音楽の十二律の一。基音の壱越(いちこつ)より九律高い音で、中国の十二律の南呂(なんりょ)、洋楽のロ音にあたる。
ばんしき‐ちょう【盤渉調】
雅楽の六調子の一。盤渉の音を主音とする旋法。
ばん‐じゃく【磐石/盤石】
1 重く大きな石。いわお。 2 堅固でしっかりしていてびくともしないこと。「—の基礎を築く」「—の地位」
ばんじゃく‐のり【磐石糊】
小麦粉のグルテンを主成分としてつくる粘着力の強い糊。木細工・革細工に用いる。
ばん‐じゅ【盤寿】
81歳のこと。また、その祝い。 [補説]主に将棋界でいう。将棋盤のますが81であることからとも。
ばん‐じょう【盤上】
1 盤の上。特に、碁盤や将棋盤などの上。 2 盤の上でする、碁・将棋・双六(すごろく)などの遊び。「—、乱舞の遊び事」〈浄・碁盤太平記〉
ばん‐だい【盤台/板台/半台】
《「はんだい」とも》魚屋が魚を運ぶのに用いる、浅く作った楕円形または円形の大きなたらい。料理ですし飯をまぜたりするのにも用いる。
ばんだい‐づら【盤台面】
平たくて大きい顔をあざけっていう語。