めめ‐じゃこ【目目雑魚】
「めめざこ」に同じ。
目(め)も当(あ)てられ◦ない
あまりにもひどい状態で見ていられない。「悲惨で—◦ない事故現場」
目(め)もあや
1 まぶしいほどりっぱなさま。「—な舞台衣裳」 2 意外で驚きあきれるさま。はなはだしくひどいさまにいう。「ここに、かく渡り給ふのみなむ、—に、おぼろげならぬことと」〈源・総角〉
目(め)も及(およ)ば◦ず
《すべてを見ることができない、の意》非常にすばらしい。りっぱである。「—◦ぬ御書きざまも」〈源・帚木〉
目(め)もくれ◦ない
少しの関心も示さない。見向きもしない。「仕事以外のことには—◦ない」
め‐もじ【目文字】
《「めみえ」の下を略し「文字」を添えたもの》お目にかかることをいう女性語。おめもじ。
目(め)もすまに
目も休めずに。目も離さずに。「—守るしなひのひまをなみとける御法のきしもいとなし」〈散木集・六〉
め‐もと【目元/目許】
目のあたり。また、目の外見上の感じ。目つき。「—が母親に似ている」「—の涼しい女性」
目(め)もなく
目を細くして。「うれしげに、—打ち笑ひ」〈仮・東海道名所記・六〉
目(め)も遥(はる)に
目の届くかぎりはるかなさま。和歌では「春」「芽も張る」などに掛けて用いる。「津の国の難波の葦の—しげき我が恋人しるらめや」〈古今・恋二〉