め‐やに【目脂】
目から出る粘液の固まったもの。めあか。めくそ。
め‐やみ【目病み】
目のやまい。また、それにかかっている人。
目病(めや)み女(おんな)に風邪引(かぜひ)き男(おとこ)
目をわずらっている女と風邪を引いている男は色っぽく見えるものである。
め‐ゆい【目結】
1 布地をつまんで糸でくくり、くくりめをのような目の形に染め出す絞り染め。鹿の子絞りなど。 2 紋所の名。1を図案化したもの。
め‐ら【目ら】
目。まなこ。「我(あ)が—はますみの鏡我が爪はみ弓の弓弭(ゆはず)」〈万・三八八五〉
メリヤス【(スペイン)medias/(ポルトガル)meias】
《靴下の意》編み物用機械によって編んだ布地。織物が縦・横2本の直線の糸でつくられるのに対し、メリヤスは1本の糸による編み輪のからみ合いでつくられる。 [補説]「莫大小」「目利安」とも書く。
目(め)を◦射(い)る
1 目に入る。目にとび込む。 2 強い光が目を照らす。「太陽の光が—◦射る」
目(め)を疑(うたが)・う
実際に見ても信じられないほど不思議に思う。「変貌ぶりに—・う」
目(め)を奪(うば)・う
すばらしさに見とれさせる。「イルミネーションが通行人の—・う」
目(め)を奪(うば)わ◦れる
目を盗られて何も見えない意で、あまりの美しさなどに見とれて夢中になること。「美しさに—◦れる」