とのい‐ひきめ【宿直蟇目】
武家の寝所仕候の宿直の際、夜間警戒のために射る、音の出る蟇目の矢。
とり‐め【鳥目】
《鳥の多くは夜目がきかないところから》夜になると、視力が著しく衰えて物がよく見えなくなる病気。ビタミンAの不足により起こる。夜盲症。
どう‐もく【瞠目】
[名](スル)驚いたり感心したりして、目をみはること。「—すべき成果」
どろ‐め【泥目】
ハゼ科の海水魚。潮だまりなどでみられ、体長13センチくらい。体色は暗褐色で白斑が多数散在する。だぼはぜ。
ないかん‐の‐じもく【内官の除目】
⇒司召(つかさめし)の除目
ながし‐め【流し目/流眄】
1 顔を向けずに、ひとみだけを横に動かして見ること。また、その目つき。よこめ。「—で見る」 2 男女間で、感情をこめて送る、気を引くような目つき。色目。秋波。「—を使う」
なた‐め【鉈目】
登山者や山仕事をする人たちが、道しるべとして山中の樹木に鉈でつけた目印。
なつめ【夏目】
姓氏の一。 [補説]「夏目」姓の人物夏目成美(なつめせいび)夏目漱石(なつめそうせき)夏目甕麿(なつめみかまろ)
な‐びろめ【名広め/名披露目】
商店が開店したときや、芸人が襲名したときに、その名を世間に知らせること。
なみ‐だいもく【波題目】
日蓮が佐渡流罪のとき、海面に南無妙法蓮華経の題目を書いて高波を静め、難破するのを救ったという故事。