しょう‐そう【晶相】
同一物質の結晶で、結晶面の組み合わせの違いによって生じる異なる外形。例えば塩化ナトリウムでは立方体と立方八面体があり、晶相が異なる。
しょう‐ぞう【性相】
唯識(ゆいしき)・倶舎(くしゃ)の教学。性相学(しょうぞうがく)。
しょくぶつ‐そう【植物相】
一定の区域内に分布する植物の種類。フローラ。フロラ。
しょ‐そう【所相】
「受け身4」に同じ。⇔能相。
しょ‐そう【諸相】
いろいろな姿や様子。「現代風俗の—」
しょほう‐じっそう【諸法実相】
仏語。あらゆる事物・現象がそのまま真実の姿であるということ。
しん‐そう【真相】
ある物事の真実のすがた。特に、事件などの、本当の事情・内容。「—を究明する」
しんにょ‐じっそう【真如実相】
《「真如」と「実相」は、同体のものに異なる立場から名づけたもの》仏語。万有の本体であり、永久不変、平等無差別なもの。すなわち、涅槃(ねはん)・法身・仏性をいう。
じごく‐へんそう【地獄変相】
亡者(もうじゃ)が地獄で苦しみにあうようすを絵に表したもの。地獄絵。地獄変。
じ‐そう【事相】
1 事の成り行きのようす。物事のありさま。「社会の交際百般の—を律するに」〈福沢・福翁百話〉 2 密教で、修法・灌頂(かんじょう)など実践的な面のこと。→教相(きょうそう)