しん‐とうみん【深冬眠】
冬眠する一部の哺乳類にみられる低体温状態。体温が10度以下、または零度近くの外気温程度まで低下した状態をさす。冬眠中は、この深冬眠と、平熱程度になる中途覚醒が繰り返される。
じゅく‐みん【熟眠】
[名](スル)ぐっすり眠ること。熟睡。「枕を高くして—する」
じょは‐すいみん【徐波睡眠】
睡眠状態で、脳波に大きくゆるやかな波が現れる深い眠り。
じんこう‐とうみん【人工冬眠】
人為的に冬眠状態にすること。低体温療法において、全身麻酔の上、体外から冷却することをさし、季節的な低温に対して動物がとる冬眠とは生理学的に異なる。近年、本来冬眠しないマウスやラットの脳に、冬眠の...
すい‐みん【睡眠】
1 ねむること。ねむり。周期的に繰り返す、意識を喪失する生理的な状態。「—をとる」「—が足りる」「—不足」 2 活動を休止していること。「—状態」 [補説]書名別項→睡眠
すいみん【睡眠】
詩人・仏文学者の青柳瑞穂の処女詩集。昭和6年(1931)刊行。
すい‐みん【酔眠】
酒に酔って眠ること。酔臥。「鼻毛を長じて—するが如き者にあらざるなり」〈利光鶴松・政党評判記〉
たそう‐すいみん【多相睡眠】
分割睡眠のうち、一日に複数回の短時間の睡眠をとること。多相性睡眠。
たんそう‐すいみん【単相睡眠】
一日に一回の睡眠を毎晩6〜8時間まとめてとること。単相性睡眠。→分割睡眠
だ‐みん【惰眠】
なまけて眠ること。転じて、何もしないで怠けていること。活気のまるでないこと。「突如としてその—から覚めた」〈芥川・葱〉