睨(にら)みが利(き)・く
他の者を押さえつける威力がある。「実績があるだけに後輩に—・く」
にらみ‐くら【睨み競】
「にらめっこ」に同じ。
にらみ‐す・える【睨み据える】
[動ア下一][文]にらみす・う[ワ下二]視線を動かさないで強くにらむ。「じっと—・えて一歩もひかない」
にらみ‐だい【睨み鯛】
正月や婚礼の際に飾る尾頭付きの鯛。塩焼きや蒸し焼きで保存が利き、三箇日や婚礼当日は見るだけで後日改めて食べることからの名。
にらみ‐つ・ける【睨み付ける】
[動カ下一][文]にらみつ・く[カ下二]激しくにらむ。じっとにらむ。「やじった聴衆を—・ける」
にらみ‐よきん【睨み預金】
銀行が拘束預金としての措置はとらないが実質的には拘束をかけており、銀行に債務がある預金者が引き出せない状態にある非担保預金。
睨(にら)みを利(き)か・せる
他の者に勝手なことをさせないように押さえつける。「ベテランが—・せる」
にら・む【睨む】
[動マ五(四)] 1 目をいからしてじっと見る。鋭い目つきで見る。「じろりと—・む」 2 精神を集中し、視線を動かさずに見つめる。事態を注意してよく見る。「局面を—・む」「情勢を—・む」 3 見...
にらめ‐くら【睨め競】
「にらめっこ」に同じ。「書物と—をしているもの」〈漱石・趣味の遺伝〉
にらめっ‐こ【睨めっこ】
[名](スル) 1 相手とにらみ合うこと。 2 注意してよく見ること。「説明書と—しながら操作する」 3 子供の遊びの一。互いににらみ合って、先に笑ったほうが負けとなる。にらみくら。にらめくら。