かい‐が‐ね【甲斐ヶ嶺/甲斐ヶ根】
甲斐にある高山。赤石山脈の主峰、白根山のこと。甲斐の白根。[歌枕]「—をさやにも見しが心(けけれ)なく横ほり伏せるさやの中山」〈古今・東歌〉
かがみ‐がわ【鏡川】
高知県中部を流れる川。工石山(くいしやま)に源を発し、高知市を流れて、浦戸湾に注ぐ。長さ31キロ。
かまなし‐がわ【釜無川】
山梨県西部を南流する川。赤石山脈の鋸山付近に源を発し、富士川町・市川三郷町の境界部で笛吹川と合流、富士川となる。長さ約64キロ。
きた‐だけ【北岳】
山梨県北西部、赤石山脈北部にある日本第2の高峰。標高3193メートル。南に連なる間(あい)ノ岳・農鳥(のうとり)岳とともに白根山とよばれる。
げんじくよう【源氏供養】
謡曲。三番目物。石山寺参詣の安居院(あぐい)の法印に、里女が源氏物語の供養を頼み、紫式部の霊が感謝の舞をまう。
三島由紀夫の戯曲。
をモチーフとする1幕の近代劇。昭和37年(1962)、雑誌...
げんじ‐の‐ま【源氏の間】
滋賀県大津市の石山寺にあって、紫式部が源氏物語を執筆したと伝えられる部屋。
さいか【雑賀】
《「さいが」とも》和歌山市の地名。戦国時代、石山本願寺と結んだ雑賀衆が織田信長・豊臣秀吉と戦った雑賀一揆の中心地。
さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
三十六歌仙の私家集の集成。特に西本願寺に伝えられる平安後期の古写本は、すぐれた書風と料紙や装本の美しさで美術史上重要なもの。→石山切(いしやまぎれ)
しおみ‐だけ【塩見岳】
静岡・長野の県境にある、赤石山脈(南アルプス)中部の高峰。標高3047メートル。
しらね‐さん【白根山】
栃木・群馬県境にある火山。北西麓には丸沼・菅沼があり、日光国立公園に属する。標高2578メートル。日光白根。
群馬県北西部、長野県境近くにある活火山。山腹に万座・草津などの温泉郷がある。上信...