ませい‐せっき【磨製石器】
磨いて仕上げた石器。日本では縄文時代・弥生時代に一般化し、用途によって打製石器と作り分けている。
ま‐そん【摩損/磨損】
[名](スル)摩擦によって減ること。すりへること。「ゴムのパッキングが—する」
ま‐めつ【摩滅/磨滅】
[名](スル)すりへること。すれてなくなること。「靴底が—する」
ま‐もう【摩耗/磨耗】
[名](スル)かたい材質の物が、すりへること。特に、機械の部品や道具にいう。「—した車軸を交換する」
ま‐れい【磨礪】
[名](スル)刃物などをとぎみがくこと。転じて、学問や技芸などにはげむこと。
みがき【磨き/研き】
1 磨くこと。また、磨いて出した光沢。「床柱はまだまだ—が足りない」「靴—」「歯—」 2 修練してよりすぐれたものにすること。「芸によりいっそうの—を加える」
みがき‐あ・げる【磨き上げる】
[動ガ下一][文]みがきあ・ぐ[ガ下二] 1 磨いて仕上げをする。完全に磨く。「靴をピカピカに—・げる」 2 鍛練などで、よりすぐれた状態にする。「—・げられた職人の腕」
磨(みが)きが掛(か)か・る
磨いていっそう美しくなる。転じて、鍛錬の結果、よりすぐれたものになる。「投球術に—・る」
みがき‐こ【磨き粉】
物を磨くのに用いる粉。
みがき‐ずな【磨き砂】
金属製の器物を磨くのに用いる凝灰岩質の砂。歯磨き粉としても用いられた。