いそ‐ちどり【磯千鳥】
磯辺にいる千鳥。浜千鳥。《季 冬》「—足をぬらして遊びけり/蕪村」 地歌・箏曲(そうきょく)の曲名。江戸後期、橘岐山の詞句に菊岡検校(けんぎょう)が地歌として作曲、これに八重崎検校が箏の替手...
いそ‐づたい【磯伝い】
磯辺を伝って行くこと。海岸沿いに行くこと。
いそ‐づり【磯釣(り)】
岩礁の多い海岸や離れ岩などで魚を釣ること。
いそ‐ていえん【磯庭園】
⇒仙巌園
いそ‐な【磯菜】
磯辺に生える食用海藻の総称。いそなぐさ。「こよろぎの磯たちならし—摘むめざしぬらすな沖に居(を)れ波」〈古今・東歌〉
いそ‐なみ【磯波】
磯に打ち寄せる波。波頭が岸と平行して寄せてくる波。
いそなみ‐たい【磯波帯】
⇒砕波帯
いそ‐にな【磯蜷】
エゾバイ科の巻き貝。潮間帯の岩礁に多い。貝殻は細長い紡錘形で、殻高4センチくらい。殻表は暗緑色で、不規則な帯や斑紋がある。房総半島以南に分布。《季 春》
いそね‐まつ【磯根松】
磯に生えて、根が地表に現れている松。そなれまつ。
磯(いそ)の鮑(あわび)の片思(かたおも)い
「鮑の片思い」に同じ。