ろくじゅうろく‐ぶ【六十六部】
法華経を66回書写して、一部ずつを66か所の霊場に納めて歩いた巡礼者。室町時代に始まるという。また、江戸時代に、仏像を入れた厨子(ずし)を背負って鉦(かね)や鈴を鳴らして米銭を請い歩いた者。六部...
ろくじ‐らいさん【六時礼讃】
仏語。一昼夜の六時に仏を礼拝・賛嘆する勤行(ごんぎょう)。また、そのときに唱える文。善導の「往生礼讃」を用いる。
ログローニョ【Logroño】
スペイン北東部、ラ‐リオハ州の州都。エブロ川沿いに位置する。周辺一帯はラ‐リオハとよばれる同国きってのワインの名産地。サンティアゴ‐デ‐コンポステラの巡礼路にあり、旧市街の大聖堂には数多くの巡礼...
ロスリン‐れいはいどう【ロスリン礼拝堂】
《Rosslyn Chapel》英国スコットランドの都市エジンバラ南郊、ロスリンにある礼拝堂。15世紀にテンプル騎士団に属していた貴族ウィリアム=セント=クレアにより建造された。ケルトやテンプル...
ロック‐オブ‐キャッシェル【Rock of Cashel】
アイルランド中南部の町キャッシェルにある遺跡。高さ90メートルの石灰岩の丘の上に位置する。5世紀から歴代のマンスター王の居城が置かれ、12世紀から教会の管轄となり、17世紀半ばのクロムウェル侵攻...
ろっ‐ぽう【六方】
1 東西南北と上下との六つの方向。 2 六つの平面で囲まれた立体。六面体。 3 (「六法」とも書く)歌舞伎の特殊演技の一。先行芸能・祭礼行事などの歩き方を様式的に誇張・美化したもの。主に荒事の引...
ろっぽうらいきょう【六方礼経】
原始経典。1巻。中国後漢の安世高訳。バラモンの子尸迦羅越(しからおつ)が父の遺命により六方を礼拝していたところ、その姿を見た釈迦が、六方に父母・妻子・師匠・朋友・沙門・奴僕傭人を配して礼拝するよ...
ロレッタ【Loreta】
チェコ共和国の首都プラハの中心部、フラッチャニにある巡礼地。17世紀にバロック様式で建造された教会であり、フレスコで彩られた回廊が中庭を囲む。中央に、パレスチナにあった聖母マリアの家サンタカーサ...
ロンシャン‐きょうかい【ロンシャン教会】
《La Chapelle de Ronchamp》⇒ノートルダム‐デュ‐オー礼拝堂
ローブ‐デコルテ【(フランス)robe décolletée】
襟ぐりを大きくあけ、首筋から背・胸の上部をあらわにした、裾の長い袖なしのドレス。男子の燕尾服(えんびふく)に相当する婦人用の礼服。ロブデコルテ。