えんび‐ふく【燕尾服】
男子の正式礼服。色は黒で、上着の後ろの裾が長く、先がツバメの尾のように長く割れており、ズボンの側線を黒絹で縁どる。ネクタイは白の蝶(ちょう)結びとする。
お‐あいそ【御愛想】
《「おあいそう」とも》 1 「愛想(あいそ)3㋐」に同じ。「—を言う」「—にあいさつだけして帰る」 2 「愛想3㋒」に同じ。「おにいさん、—」 3 「愛想3㋑」の丁寧な言い方。「何の—もできず失...
おあしす‐うんどう【オアシス運動】
挨拶の実践を促す啓蒙活動。オアシスは「おはよう」「ありがとう」「失礼します」「すみません」それぞれの最初の1文字をつなげたもの。小学校などで行われる。
おい‐ずり【笈摺】
巡礼などが笈を負うとき、衣服の背が擦れるのを防ぐために着る単(ひとえ)の袖なし。おいずる。
おい‐ずり【負簏】
巡礼などが背に負う箱形の容器。おいずる。笈(おい)。
お‐いで【御出で】
[名] 1 《「出ること」の尊敬語から転じて》「行くこと」「来ること」「居ること」の尊敬語。「—を待つ」「そこに—ですか」 2 祭礼で、御輿(みこし)が本社を離れて御旅所(おたびしょ)に鎮座す...
おい‐まわし【追(い)回し】
1 おいまわすこと。 2 掃除や走り使いなど雑役をする人。召使い。「ベタリベタリと—が長き廊下を雑巾にて、押拭う音の」〈逍遥・当世書生気質〉 3 水域の四方に竹を立てて網を張っておき、その中で魚...
おうぎ‐ばら【扇腹】
江戸時代、武士の刑罰の一。切腹と斬罪(ざんざい)の中間の重さのもので、罰を受ける者が、短刀の代わりに三方(さんぼう)に載せた扇を取って礼をするのを合図に介錯人が刀でその首を切る。扇子腹(せんすばら)。
おうごん‐の‐もん【黄金の門】
《Zoloti vorota/Золоті ворота》ウクライナの首都キーウの市街中心部にある門。11世紀前半、キエフ大公ヤロスラフ1世により城壁とともに建造。13世紀半ばにモンゴル帝国の...
おう‐しょう【応唱】
ローマ‐カトリック教会の典礼で、先唱者の朗詠に続いて合唱隊や会衆が唱和すること。また、その聖歌。