かみ‐の‐たみ【神の民】
1 ユダヤ民族の自称。神に選ばれた民。選民。 2 神の国の民。キリスト教徒の自称。
かみのだいりにん【神の代理人】
《原題、(ドイツ)Der Stellvertreter》ドイツの劇作家、ホーホフートによる戯曲。5幕11場の大作で、1963年にベルリンで初演。ナチスのユダヤ人虐殺を黙認したローマ教皇ピウス12...
かみのちいさなとち【神の小さな土地】
《原題God's Little Acre》コールドウェルの長編小説。1933年発表。当時としては大胆な性描写により発禁訴訟が起きたが、判決は無罪。
かみ‐の‐つかい【神の使い】
神や神社が召し使うという動物。稲荷(いなり)の狐(きつね)、春日(かすが)の鹿、八幡の鳩、熊野の烏などの類。つかわしめ。
かみ‐の‐て【神の手】
⇒ゴッドハンド
かみ‐の‐まつ【神の松】
正月に神棚に飾る松。「榧(かや)、かち栗、—、山草の売り声もせはしく」〈浮・諸国ばなし・一〉 [補説]一説に、三宝荒神に供えるため、かまどの上に飾る松ともいう。
かみ‐の‐みえざるて【神の見えざる手】
市場において、各個人の利己的な行動の集積が社会全体の利益をもたらすという調整機能。アダム=スミスが「国富論」で提唱した。見えざる手。→市場原理 [補説]神の見えざる手(invisible han...
かみ‐の‐みおも【神の御面】
《国土を神の顔に見立てて》地形。「—と継ぎ来たる中の湊ゆ舟浮けて」〈万・二二〇〉
かみ‐の‐みかど【神の御門】
1 神殿の門。また、神殿。「—を拝(をろが)みて」〈記・中〉 2 皇居。朝廷。「天皇(すめろき)の—を恐(かしこ)みと侍(さもら)ふ時に逢へる君かも」〈万・二五〇八〉
かみ‐の‐みこ【神の御子】
1 キリスト教で、イエス=キリストのこと。 2 神である天皇の子。皇子。「天皇(すめろき)の—の出でましの」〈万・二三〇〉