神(かみ)ならぬ身(み)
神ではない、能力に限りある人間の身。「—の知る由(よし)もなし」
かみなり【神鳴】
狂言。和泉(いずみ)流では「雷」。広野に落ちて腰を打った雷が、通りかかった医者に針療治してもらい、治療代のかわりとして、五穀のためによい天候を保つことを約束して、天上に帰る。
神(かみ)に召(め)さ・れる
《神の世界に招かれる意》死ぬ。
かみね‐どうぶつえん【かみね動物園】
茨城県日立市にある動物園。昭和32年(1957)開園。園内からは太平洋が一望できる。日立市かみね動物園。
かみ‐のう【神能】
能の分類の一。神をシテとする曲のうち、特に脇能として、正式な番組では初番(「翁(おきな)」の次)に置かれるもの。「高砂(たかさご)」「老松(おいまつ)」など。神物(かみもの)。脇能物。
かみ‐の‐ぎんこう【神の銀行】
⇒アイ‐オー‐アール(IOR)
かみ‐の‐くに【神の国】
1 神が治める国。特に、日本のこと。神国(しんこく)。かみぐに。 2 キリスト教で、神の支配、また、その及ぶ所。天国。 [補説]書名別項。→神の国
かみのくに【神の国】
《原題、(ラテン)De civitate Dei》宗教書。22巻。アウグスティヌスの主著。413年着手、426年に完成。異教からの攻撃に対し、護教的立場から書かれたキリスト教の教理論。神国論。
かみ‐の‐こ【神の子】
1 新約聖書で、イエス=キリストのこと。 2 キリストを信じる者。キリスト教徒。
かみのこ‐いけ【神の子池】
北海道東部、斜里郡清里町にある池。摩周湖の地下水によってできたといわれ、透明度が高い。周囲220メートル、水深5メートル。