かみ‐くち【神口】
巫女(みこ)が神がかりのうちに告げる神託。
かみ‐ぐに【神国】
1 神が統治する国。日本国のことをいった。しんこく。 2 「神郡(かみごおり)」に同じ。
かみ‐ごおり【神郡】
神領の一。一郡を神社の所領とし、租税を諸祭料などの費用にあてた。奈良時代には、伊勢の多気・度会(わたらい)の二郡、常陸(ひたち)の鹿島、下総(しもうさ)の香取などがあった。かみぐに。しんぐん。
かみ‐ごと【神事】
1 神を祭る行事。祭事。祭典。しんじ。 2 神の仕業。人間にはうかがい知れない神の不思議な考えや行動。かみわざ。しんじ。
かみ‐ごと【神言/神語/神詞】
1 神のお告げ。神託。託宣。 2 神または神事に関する語りごと。
かみ‐さび【神さび】
「かむさび」に同じ。
かみ‐さ・びる【神さびる】
[動バ上一][文]かみさ・ぶ[バ上二] 1 古びて神々しく見える。荘厳で神秘的である。かんさびる。「—・びた杜(もり)」 2 古びる。年を経ている。かむさぶ。「をとめごも—・びぬらし天つ袖ふるき...
かみ‐さ・ぶ【神さぶ】
[動バ上二]「かみさびる」の文語形。
かみ‐さま【神様】
1 神を敬っていう語。 2 ある専門分野について、特にすぐれた知識・才能・技術を持った人。「サッカーの—」
かみさまのしんるい【神さまの親類】
畑山博の小説。昭和49年(1974)刊行。