すべ‐がみ【皇神】
「すめかみ」に同じ。「—の御手(みて)にとられてなづさはましを」〈拾遺・神楽歌〉
すべら‐がみ【皇神】
「すめかみ」に同じ。「たきつ瀬に木綿(ゆふ)かけ祈る—今日のなごしに岩戸あくらん」〈夫木・九〉
すみのえ‐の‐かみ【住吉神/墨江神】
住吉(すみよし)大社の祭神である表筒男命(うわつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・底筒男命(そこつつのおのみこと)の総称。伊奘諾尊(いざなぎのみこと)が日向(ひゅうが)の檍原(...
すめ‐かみ【皇神】
《「すめがみ」とも》 1 神を敬っていう語。すべかみ。「山科の石田(いはた)の社(もり)の—に幣(ぬさ)取り向けて」〈万・三二三六〉 2 皇室の祖先である神。皇祖の神。すべかみ。「そらみつ大和(...
せい‐しん【精神】
1 人間のこころ。また、その知的な働き。「健全な—」 2 物質に対し、人間を含む生命一般の原理とみなされた霊魂。たましい。 3 物事をなしとげようとする心の働き。気力。「—を鍛える」「—統一」 ...
せかい‐せいしん【世界精神】
1 世界全体を支配・統制する理性原理。世界霊魂。 2 ヘーゲルの歴史哲学で、世界史の内に働く超越的な精神。
せきざん‐みょうじん【赤山明神】
京都にある延暦寺別院赤山禅院に祭られている天台宗の守護神。中国の泰山府君(たいざんふくん)と同神で、延命富貴をつかさどり商家の信仰を集めた。
せんさい‐の‐せいしん【繊細の精神】
パスカルの用語。日常接する複雑な事象を、推論によらず一挙に感得するしなやかな精神。⇔幾何学的(きかがくてき)精神。
ぜん‐しん【善神】
1 よい神。 2 仏語。正法(しょうぼう)を守る神。
そう‐しん【喪心/喪神】
[名](スル) 1 魂が抜けたように、ぼんやりすること。放心。「落胆—する」 2 意識を失うこと。気絶。失神。「落雷のショックで—する」 [補説]書名別項。→喪神