はいき‐の‐かみ【波比岐神】
屋敷の内外を守護するという神。一説に、旅人の守護神。
はたた‐がみ【霹靂神】
《はたたく神の意》激しい雷。《季 夏》「—下りきて屋根の草さわぐ/青邨」
はちまん‐じん【八幡神】
八幡宮の祭神。応神天皇を主座とし、左右に比売(ひめ)神、神功(じんぐう)皇后を配して三座で一体とするが、左右二座には仲哀天皇、玉依姫命を置くなどの例もある。古くは皇室の祖神、源氏の氏神として信仰...
はっしょう‐じん【八将神】
陰陽道(おんようどう)で、方位の吉凶をつかさどるという八神。太歳(たいさい)・大将軍・大陰(だいおん)・歳刑(さいきょう)・歳破(さいは)・歳殺(さいせつ)・黄幡(おうばん)・豹尾(ひょうび)。...
はっ‐しん【八神】
天皇の守護神として宮中の神殿に祭る八柱の神。神産日(かみむすひ)・高御産日(たかみむすひ)・玉積産日(たまづめむすひ)・生産日(いくむすひ)・足産日(たるむすひ)・大宮売(おおみやのめ)・御食津...
はつ‐てんじん【初天神】
正月25日の、その年初めての天満宮の縁日。《季 新年》
はにやす‐の‐かみ【埴安神】
日本神話で、伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の子。土をつかさどる神。
はもり‐の‐かみ【葉守の神】
樹木を守護する神。カシワやナラなどに宿るという。「ことならばならしの枝にならさなむ—の許しありきと」〈源・柏木〉
はらえど‐の‐かみ【祓戸の神】
祓戸を守る神。瀬織津比咩神(せおりつひめのかみ)・速開都比咩神(はやあきつひめのかみ)・気吹戸主神(いぶきどぬしのかみ)・速佐須良比咩神(はやさすらひめのかみ)の四神。
はろう‐じん【波浪神】
航行中の船の守護神。人や鳥獣の形を彫刻して船首に飾るもの。西洋の帆船に多くみられる。