ふつぬし‐の‐かみ【経津主神】
日本神話の神。磐筒男神(いわつつのおのかみ)と磐筒女神の子。香取神宮の祭神。天孫降臨に先立って、出雲に行き、大己貴命(おおなむちのみこと)を説いて国土を献上させた。
ふなど‐の‐かみ【岐神】
道の分岐点などに祭られる神。邪霊の侵入を防ぎ、旅人を守護すると信じられた。道祖神。塞(さえ)の神。久那斗(くなど)の神。巷(ちまた)の神。
ぶ‐しん【武神】
武道をつかさどり、武運を守護する神。いくさがみ。
ぶっ‐しん【物神】
呪力があるとして崇拝の対象とされる物。
ぶつ‐じん【仏神】
《「ぶっしん」とも》仏と神。神仏。
へび‐がみ【蛇神】
蛇の霊威をおそれ、蛇を神格化したもの。
べろべろ‐の‐かみ【べろべろの神】
江戸時代の遊戯の一。ある行為をだれがしたのか不明なとき、それを占い当てる方法。一同が輪形に座った中で、先を曲げたこよりを両手に挟んでぐるぐる回し、それの止まった先を本人とするもの。
ほうき‐がみ【箒神】
箒に宿る神。安産の守り神とされ、産婦の腹を箒でなでたり、足許に箒を逆さに立てたりする。
ほうそう‐がみ【疱瘡神】
1 祈ると疱瘡を免れたり、軽減してくれたりするとされた神。 2 疱瘡をもたらすという悪神。
ほうのせいしん【法の精神】
《原題、(フランス)De l'esprit des lois》モンテスキュー著。1748年刊。諸国の法律制度を、自然的・社会的条件と関連づけて考察し、特にイギリス憲法を称賛、立法・行政・司法三権...