けい‐しゅう【桂秋】
《「桂」は木犀(もくせい)のことで、その花が咲くころという意から》秋の異称。
けさ‐の‐あき【今朝の秋】
秋めいた感じになった朝。立秋の日の朝をいう。《季 秋》「—千里の馬を相しけり/碧梧桐」
げいじゅつ‐の‐あき【芸術の秋】
秋が、芸術を楽しむのに適していることをいう語。絵画・彫刻・工芸などの芸術作品の展覧会が多く秋に開催されることなどから。
こうかしゅんじゅう【耕稼春秋】
江戸時代の農学書。7巻。加賀の人、土屋又三郎著。宝永4年(1707)成立。著者みずからの経験に基づいて、加賀地方の農業・農具について詳述したもの。
こころ‐の‐あき【心の秋】
1 心に飽きがくること、人に飽きられることの「飽き」を「秋」に掛けていう。「しぐれつつもみづるよりも言の葉の—にあふぞわびしき」〈古今・恋五〉 2 寂しく哀れに感じること。「いつまでのはかなき人...
こずえ‐の‐あき【梢の秋】
《「こずえ」の「すえ」に「秋の末(すえ)」を掛けていう語》陰暦9月の異称。
こん‐しゅう【今秋】
今年の秋。この秋。
ごえつしゅんじゅう【呉越春秋】
中国の史書。6巻本と10巻本とがある。後漢の趙曄(ちょうよう)撰。春秋時代の呉・越両国の興亡を記したもの。
ごがつ‐あき【五月秋】
陰暦5月の、田植で忙しい季節。
さく‐しゅう【昨秋】
去年の秋。