アンスリウム【anthurium】
サトイモ科アンスリウム属の常緑、多年生の植物の総称。メキシコ・コロンビアを中心に600種以上が知られる。観葉植物として葉や仏炎苞(ぶつえんほう)を観賞する。
あん‐ず【杏子/杏】
《「あんず(杏子)」は唐音》バラ科の落葉小高木。春、葉より先に梅に似た花が咲く。花は淡紅色、一重または八重。実は橙黄色で、生食し、干しあんずやジャムなどにもする。種子は漢方で杏仁(きょうにん)と...
あんず‐たけ【杏茸】
アンズタケ科のキノコ。夏から秋に、針葉樹林に群生。鮮やかな橙黄(とうおう)色。傘は直径3〜8センチで、アンズに似た香りがある。微量の毒成分を含むが、広く食用とされる。ジロール。
アンゼリカ【angelica】
《「アンゲリカ」「アンジェリカ」とも》セリ科シシウド属の多年草の総称。花はシシウドに、葉はセロリに似て葉柄が太い。強い香りがあり、薬用のほか洋菓子やハーブティーの材料、リキュールの香料などにする。
あんそくこう‐の‐き【安息香の木】
エゴノキ科の常緑高木。葉は卵形または楕円形。7月ごろ、白色の花を開く。東南アジアの原産で、安息香をとる。
あん‐ちょこ
《「あんちょく(安直)」の音変化》教科書を予習するのに、いちいち調べたり考えたりせずにすむように作られた、手軽な参考書。虎(とら)の巻。
アンチョビー【anchovy】
カタクチイワシ科の小さい海水魚。地中海・南アメリカ西岸などでとれる。また、それを塩漬け発酵し、オリーブ油に漬けたもの。オードブルやペーストソースにする。
アンディーブ【(フランス)endive】
キク科の一年草。野菜として栽培される。茎は高さ約1メートル。5〜6月、紫色の頭花を開く。キクヂシャ。エンダイブ。
あんどん‐くらげ【行灯水母】
アンドンクラゲ科の腔腸動物。傘は幅約3センチの立方形で、寒天質は硬く、無色透明。4本の触手には毒があり、刺されると痛い。夏に出現。たこてれれん。いら。
あんの‐みつまさ【安野光雅】
[1926〜2020]画家・装丁家・絵本作家。島根の生まれ。淡い色彩と繊細なタッチで大人の読者を中心に人気を得る。科学や文学への造詣(ぞうけい)も深く多彩な題材を誇り、エッセーなども手がける。代...