やま‐しぎ【山鷸】
シギ科の鳥。全長約35センチ。体はずんぐりし、褐色の複雑な斑紋があり、頭部に黒褐色の横帯がある。くちばしはまっすぐで長い。山地の雑木林や竹やぶにすみ、ミミズなどを食べる。ぼとしぎ。《季 秋》
やましな【山科】
姓氏の一。 [補説]「山科」姓の人物山科言継(やましなときつぐ)
やましな‐く【山科区】
⇒山科
やましな‐ごぼう【山科御坊】
⇒山科別院(やましなべついん)
やましな‐べついん【山科別院】
山科本願寺の跡地に建てられた東西両派の別院。西方に蓮如の墓がある。 京都市山科区にある浄土真宗本願寺派の寺。享保17年(1732)住如が北山別院の旧堂を移して創建。山科別院舞楽寺。山科西御坊。...
やましな‐ほんがんじ【山科本願寺】
京都市山科区にあった浄土真宗の本山。山号は松林山。文明10年(1478)蓮如の創建。天文元年(1532)六角定頼および日蓮宗徒による焼き打ちにあい、大坂石山へ移転。以後長く廃墟となっていたが、跡...
やましな‐りゅう【山科流】
衣紋(えもん)の流派。室町時代から山科家がつかさどった装束の製作・着用法。天皇・皇太子の装束調進・衣紋は原則としてこの流儀で行われている。→高倉流
やま‐しゃくやく【山芍薬】
ボタン科の多年草。山地の林内に生え、高さ約50センチ。葉は3枚の倒卵形の小葉からなる複葉。4〜6月、白い花を上向きに半開きにつけ、花びらは5〜7枚あるが、萼(がく)は3枚。くさぼたん。
やま‐しょうびん【山翡翠】
カワセミ科の鳥。全長28センチくらい。頭は黒、胸は白、背が青藍色で、腹と太いくちばしと脚が赤色。中国・東南アジアにみられ、日本では迷鳥。
やま‐しろぎく【山白菊】
キク科の多年草。山地に生え、高さ30〜90センチ。葉は長楕円形で互生し、ざらつく。秋、中央が黄で周囲が白色の頭状花を多数開く。しろよめな。