そ【租】
律令制における基本的物納課税の一。口分田・位田・功田などに課され、田一段につき稲二束二把(のち一束五把)を納めるもの。正倉に蓄積されて、毎年の出挙(すいこ)による利稲は地方各国の財源となった。→...
そ【租】
[常用漢字] [音]ソ(漢) [訓]みつぎ 1 田畑の収穫に対して割り当てる税。年貢。また、一般に税金。「租税/課租・貢租・地租・田租・納租・免租・公租公課」 2 土地や家を借りる。「租界・租借...
そ‐かい【租界】
中国の開港都市において、外国人がその居留地区の警察・行政権を掌握した組織および地域。1845年、英国が上海(シャンハイ)に設けて以来、一時は8か国27か所に及んだが、第二次大戦中にすべて返還され...
そ‐こう【租貢】
租税。年貢。貢租。
そこう‐けん【租鉱権】
他人の鉱区または鉱床において、契約に基づいて鉱物を採取する権利。
そ‐しゃく【租借】
[名](スル)ある国が、特別の合意のうえ他国の領土の一部を一定の期間を限って借りること。
そしゃく‐ち【租借地】
ある国が、他国から租借した土地。19世紀末から20世紀にかけて、中国に多くみられた。
そ‐ぜい【租税】
1 租と税。年貢。 2 国または地方公共団体が、その経費に充てるために、法律に基づいて国民や住民から強制的に徴収する金銭。国税と地方税とがある。税。税金。
そぜい‐かいひ【租税回避】
税率の低い国に所得を移したり、税制の抜け道を探したりして税負担を軽くしようとする行為。→タックスヘイブン
そぜいかいひ‐ち【租税回避地】
⇒タックスヘイブン