たね‐ばさみ【種子鋏】
《「たねはさみ」とも》鹿児島県種子島名産の洋鋏。代々の鍛冶職人が手作りで製造、10年は切れ味を保つという。
たね‐ばん【種版/種板】
⇒たねいた
たね‐び【種火】
いろりなどで、いつでも火がおこせるように残しておく少しの火。また、ガス器具などで、いつでも点火できるようにつけておく小さい火。
たね‐ぶた【種豚】
豚の繁殖や品種改良のために飼う雄の豚。
たね‐ほん【種本】
著作・講義などのよりどころとする書物。
たね‐まき【種蒔き/種播き】
[名](スル) 1 田や畑に植物の種をまくこと。播種(はしゅ)。種おろし。 2 八十八夜の前後に、稲のもみを苗代にまくこと。《季 春》「—や万古ゆるがず榛名(はるな)山/鬼城」
たねまきさんば【種蒔三番】
歌舞伎舞踊「舌出し三番」の異称。
たねまくひと【種蒔く人】
文芸雑誌。大正10年(1921)創刊、大正12年(1923)廃刊。小牧近江(こまきおうみ)らが執筆し、プロレタリア文学の出発点となった。
たね‐まゆ【種繭】
蚕を殺さず、採卵用とする繭。
たねむらすえひろのネオラビリントス【種村季弘のネオ・ラビリントス】
種村季弘の著作集。平成10年(1998)から平成11年(1999)にかけて「怪物の世界」「奇人伝」「幻想のエロス」などのテーマ別に全8冊を刊行。平成11年(1999)、第27回泉鏡花文学賞受賞。