いけ‐こ・む【埋け込む】
[動マ五(四)]地面や灰などに穴を掘ってうめる。「種火を—・む」
い‐こう【遺構】
残存する古い建築物。また、昔の都市や建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・水田跡など、その配置や様式を知る手がかりとなる基壇や柱穴など。
いしこ‐づめ【石子詰(め)】
中世から近世にかけ、地に穴を掘って罪人を入れ、小石で埋め殺した刑罰。多く、私刑として行われた。
いしぶたい‐こふん【石舞台古墳】
奈良県高市郡明日香村島庄にある飛鳥時代の古墳。巨大な横穴式石室が露出し、天井石が舞台のように大きいためにこの名がある。蘇我馬子(そがのうまこ)の墓とする説もある。
いし‐ぼうちょう【石包丁/石庖丁】
弥生時代の石器の一。長さ10センチ内外で、穀類の穂を摘み取るのに用いた。打製品にはひも掛け用のえりぐりがあり、磨製品にはひもを通す穴があいている。中国の東部から朝鮮半島にかけても広くみられる。
いし‐まてがい【石馬刀貝/石蟶貝】
イガイ科の二枚貝。海岸の岩やサンゴ塊に穴をあけてすむ。貝殻は円筒形で茶褐色をし、殻長約5センチ。肉は黄白色で、美味。いしわり。
いせどうたい‐いせき【伊勢堂岱遺跡】
秋田県北秋田市にある縄文時代後期の遺跡。隣接する四つの環状列石(ストーンサークル)のほか、配石遺構・掘立柱建物跡・貯蔵穴・柱穴などが発見されている。令和3年(2021)「北海道・北東北の縄文遺跡...
いち‐もん【一文】
1 銅貨の穴あき銭1枚。銭1枚。→文(もん) 2 わずかな金。ほんのちょっとの金。転じて、安っぽいものの意。「—の値うちもない」 3 一つの文字。「—不通ノ者」〈日葡〉
いちもん‐せん【一文銭】
1 1個1文の穴あき銭。江戸時代の最小単位の通貨。 2 きわめてわずかの銭。 3 紋所の名。1の形を図案化したもの。
いち‐れん【一連/一聯】
1 関係のあることのひとつながり。「—の事件」 2 穴に糸やひもなどを通してつらねたもののひとつながり。「数珠—」 3 (一聯)漢詩で、一つの対句。 4 全判の洋紙1000枚。