出典:gooニュース
地下遺構で舗装困難な二条城は別方法でバリアフリー検討 各地で進む景観と利便性の両立
一方、世界遺産・二条城(京都市中京区)の砂利道でも舗装化が検討されたが、京都市元離宮二条城事務所によると、発掘調査で深さ4センチの場所に遺構があることが判明。技術的に舗装が難しいことが分かり、別の手段でのバリアフリーを検討しているという。
<書評>『生き続ける震災遺構』坂口奈央著
三陸地方での10年超の調査から津波で変貌した建物など「震災遺構」に住民がどのような意味を見いだしてきたかを考察した。大震災後に防災教育などへの利用から研究者らが保存を主張して「震災遺構」という言葉が広まったが、被災地では変わり果てた建物の保存か解体かで葛藤。住民が津波に耐えた樹木などに「おらほ(私たち)の遺構」と思いを寄せる一方、今では訪れなくなった遺構もあるという。
中国遼寧省で多数の紅山文化遺構を発見 文明の進展裏付け
試掘調査では、異なる時期の土器片や石製品を幾つか採取し、53カ所の遺構を発見。遺構の多くは耕土層の下にあり、うち新石器~青銅器時代が38カ所、青銅器時代・夏家店文化が2カ所、遼金時代が4カ所、明清時代が1カ所。杏樹林、佐杖子両遺跡は文化的要素が単純で、紅山文化の遺構4カ所、灰坑3カ所、住居跡1カ所だった。
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