つき‐はな・す【突(き)放す】
[動サ五(四)] 1 突いたり強く押したりして離れさせる。つっぱなす。「組みついてくる相手を—・す」 2 関係を絶って相手にしない。頼ってくる相手を見捨てる。つっぱなす。「親友からも—・される」...
つき‐ひざ【突(き)膝】
腰を浮かせて両膝と爪先とで体を支える姿勢。「—で出迎える」
つきふ‐づめ【突(き)歩詰(め)】
将棋で、盤上にある歩を突いて王将を詰めること。→打ち歩詰め
つき‐め【突(き)目/突き眼】
目を突いたために起こる外傷。また、目の角膜の刺し傷から化膿菌(かのうきん)が入って起こる角膜潰瘍(かいよう)のこと。
つき‐もど・す【突(き)戻す】
[動サ五(四)] 1 向かってきたものを、突いて、もときた方向へ押し戻す。つきかえす。「土俵際から—・す」 2 差し出されたものや届けられたものを、受け取らないでそのまま相手に戻す。つきかえす。...
つき‐やぶ・る【突(き)破る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐突いて破る。また、強い力で破る。「ふすまを—・る」 ㋑困難な事態や障害を打開する。「行き詰まった局面を—・る」 2 突進して敵や囲みを打ち破る。突破する。「堅い守りを—・る」
つき‐や・る【突き遣る】
[動ラ五(四)]突いて向こうへ押しやる。「『これをその方にお見せ』と云って我が子を—・ると」〈谷崎・少将滋幹の母〉
つき‐ゆび【突(き)指】
[名](スル)指先に強く物が当たったりして、指の関節や腱(けん)を痛めること。「キャッチボールで—する」
つきん‐ぼう【突きん棒】
海の表層を泳いでいるカジキやマグロを突いて捕るための銛(もり)。また、それを用いる漁法。
つつき‐まわ・す【突き回す】
[動サ五(四)]《「つっつきまわす」とも》 1 しつこくつつく。あちこちを手当たり次第につつく。「小鳥がえさを—・す」 2 欠点などをあれこれ咎(とが)め立てする。「他人の古傷を—・す」