じょ‐よう【汝窯】
中国河南省臨汝県にあった宋代の陶窯。すぐれた青磁を産した。臨汝窯。
すみ‐がま【炭窯/炭竈】
「炭焼き窯(がま)」に同じ。《季 冬》「—に行く道なれば下りなる/虚子」
すみやき‐がま【炭焼(き)窯】
炭を焼くための窯(かま)。炭窯(すみがま)。《季 冬》
すやき‐がま【素焼(き)窯】
素焼き1をするための窯。
せんとく‐よう【宣徳窯】
宣徳年間、江西省景徳鎮にあった官窯。また、そこで焼かれた磁器。青花(せいか)が多い。
てい‐よう【定窯】
中国河北省曲陽県にあった陶窯。晩唐に始まり、北宋代に白定と称される象牙質の白磁を焼成して隆盛した。
とう‐よう【陶窯】
陶磁器を焼くかま。
ど‐がま【土窯/土竈】
炭焼きがまの一。出入り口のほか、全部を粘土で築き、焼けるのを待って密閉して火を消すもの。
ねん‐よう【年窯】
中国清代の雍正年間(1723〜1735)景徳鎮の官窯で陶官、年希尭(ねんきぎょう)の指導のもとに焼かれた磁器。特に、灰鼠色の青磁が名高い。
のち‐がま【後窯】
4代藤四郎以後の瀬戸焼の茶入れ。特に、桃山時代から江戸前期のものをさす。