いだし‐ぐるま【出車】
盛儀の出行の際の装飾として、出衣(いだしぎぬ)を施した牛車(ぎっしゃ)。また、随行の女房の装束の裾を出衣とした牛車。「八省に立て続けたる—どもの袖口、色あひも、目馴れぬさまに」〈源・賢木〉
かさね‐のみ【重ね飲み】
1 酒を立て続けに飲むこと。 2 酒気帯び運転などをした者が、飲酒量の特定をさまたげる目的で、その場でさらに酒を飲むこと。
差(さ)し詰(つ)め引(ひ)き詰(つ)め
立て続けに矢を弦(つる)につがえては射るさま。差し取り引き取り。差し取り引き詰め。「—さんざんに射る」〈平家・四〉
せめ【攻め】
1 戦い・スポーツ・ゲームなどで相手を攻めること。また、その方法。攻撃。「—が遅い」「怒濤(どとう)の—」 2 攻撃を重視すること。また、一般に積極的になること。「—の相撲」「—の姿勢」 3 多...
たたみ‐か・ける【畳み掛ける】
[動カ下一][文]たたみか・く[カ下二] 1 相手に余裕を与えないように、立て続けに行う。「—・けて質問する」 2 たたもうとする。たたみ始める。「洗濯物を—・けてやめる」
たて‐つけ【立(て)付け】
続けざまに事を行うこと。立て続け。「ウイスキイを—に三杯引掛け」〈魯庵・社会百面相〉
たて‐つ・ける【立(て)付ける】
[動カ下一][文]たてつ・く[カ下二]立て続けにする。「そう—・けていただくと、夜席がつとまりやせん」〈魯文・安愚楽鍋〉
ぱしゃ‐ぱしゃ
[副] 1 立て続けに水をたたく、軽い音を表す語。また、何かの表面を軽くたたく音を表す語。「—(と)いう水音に混じり、子供の歓声が上がる」「化粧水を手に取り、—顔に塗る」 2 カメラのシャッター...
べら‐べら
[副](スル) 1 立て続けに勢いよくしゃべるさま。「—(と)まくしたてる」 2 布などが薄くて張りのないさま。「—(と)した安物の生地」 3 悠長なさま。「此半兵衛は蔵に—何していやる」〈浄...
まくり‐のみ【捲り飲み】
立て続けに飲むこと。飲みまくること。「酒盛りにかくれなき一騎当千の御肴(さかな)、磯打つ波の—」〈浄・女楠〉