くら【競】
[接尾]《「くらべ」の略》動詞の連用形またはそれに促音を伴った形に付いて、競争する意を表す。「押し—」「駆けっ—」
くら・ぶ【比ぶ/較ぶ/競ぶ】
[動バ下二]「くらべる」の文語形。
くらべ【比べ/較べ/競べ】
1 くらべること。比較。「丈(たけ)—」 2 くらべて優劣を争うこと。競争。「がまん—」「知恵—」 [補説]12とも、名詞の下に付いて、複合語として用いられる。
くらべ‐うま【競べ馬】
古くからの乗馬競技。2頭または数頭で、一定の距離を競走して勝敗を争う。奈良・平安時代には宮中儀式の一つともされた。特に、賀茂の競べ馬は有名。きそいうま。きおいうま。駒競(こまくら)べ。競馬(けいば)。
くら・べる【比べる/較べる/競べる】
[動バ下一][文]くら・ぶ[バ下二] 1 二つ以上のものをつき合わせて差異や優劣などを調べる。比較する。「身長を—・べる」「今年は例年に—・べ雪が少ない」 2 優劣や勝敗を競う。競争する。「力の...
けい【京/境/競】
〈京〉⇒きょう 〈境〉⇒きょう 〈競〉⇒きょう
けい‐ば【競馬】
1 それぞれの馬に騎手が乗って所定の距離を一緒に走らせ、速さをきそわせるもの。現在は、勝ち馬・着順などを当てる賭けの対象として行われ、競馬法によって認可された団体が勝ち馬投票券(馬券)を発売し、...
けい‐ばい【競売】
法律で「競売(きょうばい)」のこと。
けいばいとうぼうがい‐ざい【競売等妨害罪】
偽計または威力により、公の競売や入札の公正を妨害する罪。また、談合によって落札者・落札価格などを決める罪。刑法第96条の3が禁じ、2年以下の懲役または250万円以下の罰金に処せられる。
けいばい‐ほう【競売法】
民法または商法の規定により、動産や不動産の競売をする場合に、その手続きを規定した法律。明治31年(1898)制定。昭和54年(1979)民事執行法に吸収されて廃止。