さし‐ざお【差し竿/刺し竿】
小鳥をとるために、先のほうに黐(もち)をつけた竿。鳥さし竿。
さす‐ざお【扠首竿】
妻飾りにある合掌形に組んだ木。
さん‐かん【三竿】
《竹ざおを3本つないだほどの高さの意から》日や月が空高く昇ること。「旭日—時正さに八時ならんとす」〈織田訳・花柳春話〉
しょう‐かん【檣竿】
帆柱。マスト。「碧波の上に、—の林立せるを弁ず」〈鴎外訳・即興詩人〉
せっ‐かん【刹竿】
寺の門前や仏堂の前に立てる、先に炎形の宝珠をつけた長い竿。
たけ‐ざお【竹竿/竹棹】
竹の幹で作った竿。
ちく‐かん【竹竿】
⇒ちっかん(竹竿)
ちっ‐かん【竹竿】
1 竹ざお。 2 竹の幹。「斜日—のもとに透けり」〈謡・老松〉
ちょう‐かん【釣竿】
つりざお。「よく見れば—を肩にせし漁夫なりけり」〈蘆花・自然と人生〉
つぎ‐ざお【継ぎ竿/継ぎ棹】
1 幾本かを継ぎ合わせ、1本の竿として用いる釣り竿。→延べ竿 2 三味線で、棹(さお)の部分が二つまたは三つに分割され、継ぎ合わせて使用するようになっているもの。継ぎ三味線。→延べ棹