ひはまたのぼる【日はまた昇る】
《原題The Sun Also Rises》ヘミングウェイの長編小説。1926年刊。第一次大戦後のロストジェネレーションとよばれる若者たちの生態を描いた、著者の代表作の一つ。
ひめゆり‐の‐とう【ひめゆりの塔】
沖縄県糸満(いとまん)市にある慰霊塔。第二次大戦末期の沖縄戦で、看護隊として動員され戦死した沖縄師範女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒・職員を合祀する。→ひめゆり部隊 石野径一郎の小説。昭...
ひめゆり‐ぶたい【ひめゆり部隊】
第二次大戦末期の昭和20年(1945)、米軍との沖縄戦で従軍看護要員として動員され、戦死した沖縄師範女子部と沖縄県立第一高等女学校の生徒・職員のこと。両校の校章が白ゆりで、第一高等女学校の校友雑...
百里(ひゃくり)の道(みち)も一足(ひとあし)から
遠い旅も第一歩から始まる。遠大な事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の行(こう)も足下に始まる。
ひょうげん‐しゅぎ【表現主義】
20世紀初頭、ドイツを中心に興った芸術運動。印象主義や自然主義に対する反動から、内面の主観的な表現に主眼をおいた。初め、キルヒナー・カンディンスキーらによる絵画運動として展開され、第一次大戦後は...
ひるこ【蛭子/水蛭子】
日本神話で、伊弉諾(いざなぎ)・伊弉冉(いざなみ)二神の間に生まれた第一の子。3歳になっても足がたたないので舟に乗せて海に流したという。中世以後、恵比寿(えびす)信仰と結びついて尊崇された。ひるのこ。
ヒーウマー‐とう【ヒーウマー島】
《Hiiumaa》エストニア西部、バルト海にある島。スウェーデン語名ダゴ島またはダゲー島。主な町はカルドラ。16世紀から18世紀にかけてスウェーデン領となり、その後、第一次大戦までロシア領であっ...
ビストリツァ【Bistriţa】
ルーマニア北部の都市。ビストリツァ川沿いに位置する。13世紀初頭、トランシルバニア地方のドイツ人が入植し、中世を通じて交易の拠点として栄えた。第一次大戦後にルーマニア王国に帰属。旧市街には、中世...
ビディン【Vidin/Видин】
ブルガリア北西部の都市。ドナウ川沿いに位置し、河港を擁す。古代ローマ時代に築かれた砦に起源し、第一次ブルガリア帝国時代に主教座が置かれて発展した。10世紀から14世紀にかけてババビダ要塞が建造さ...
びわこ‐そすい【琵琶湖疏水】
琵琶湖から京都市内に通じる水路。大津市三保ヶ崎から長等山などをトンネルで抜け、京都市東山区蹴上(けあげ)を通り、宇治川に合流する。第一疏水は長さ8.7キロで明治23年(1890)完成、並行する第...