とう‐だい【登第】
[名](スル)試験に合格すること。及第。「当人慥(たしか)に聟君—の栄を得る意(つもり)で己惚(うぬぼ)れているのが」〈魯庵・社会百面相〉
なり‐しだい【成り次第/為り次第】
[名・形動ナリ]成り行きにまかせること。また、そのさま。「—に勤めて」〈浮・諸艶大鑑・六〉
のぞみ‐しだい【望み次第】
望みにまかせること。望みのまま。「何でも君の—だ」
人(ひと)と入(い)れ物(もの)は有(あ)り次第(しだい)
人と器物とは、多ければ多いほど便利であるが、たとえ少なくても使い方しだいで用が足りる。
ふ‐だい【譜代/譜第】
1 代々その家系が続いてきていること。また、それを記したもの。系譜。 2 代々同じ主家に仕えること。また、その家系。 3 「譜代大名」の略。→親藩 →外様(とざま)
らく‐だい【落第】
[名](スル) 1 試験や審査に合格しないこと。不合格。「筆記試験に—する」⇔及第。 2 学年の課程が修了できないで、卒業または進級できないこと。《季 春》「珈琲(コーヒー)濃しけふ—の少女子(...