しょう‐りゃく【商略】
商売上の策略。商売の駆け引き。「—にたける」
しり‐しりゃく【私利私略】
自分の利益を第一と考え、そのためにめぐらす策略。「総裁の発想は—というものだ」 [補説]比較的新しい語。「党利党略」からの類推か。
じゅつ【術】
1 人が身につける特別の技。技術。「剣の—」 2 手段。方法。てだて。すべ。「もはや施す—もなし」 3 策略。計略。はかりごと。たくらみ。「—をめぐらす」 4 人知をこえた不思議なわざ。忍術・魔...
じょう‐さく【上策】
1 すぐれた考えや策略。良策。「この際あきらめるのが—だ」⇔下策。 2 上位の者に意見を書いた文書を提出すること。上表。
せい‐りゃく【政略】
1 政治上の策略や駆け引き。 2 物事を有利に展開させるための策略や駆け引き。
せっ‐さく【拙策】
1 つたない策略。まずい計画。 2 自分の立てた計画や策をへりくだっていう語。
せん‐りゃく【浅略】
1 思慮などが浅いこと。また、あさはかな策略。浅謀。 2 《「浅略釈」の略》密教でいう四重秘釈の一。世間一般の表面的な解釈。→深秘(じんぴ)
タクティックス【tactics】
戦術。用兵策略。
たく・む【巧む/工む】
[動マ五(四)] 1 いろいろと工夫する。技巧や趣向を凝らす。「—・まざる効果」「矢張見た眼は恋人同士の道行と映ずるように—・まれている」〈谷崎・吉野葛〉 2 策略をめぐらす。「悪事を—・む」
ちから‐ぜめ【力攻め】
策略を用いず、武力にまかせて攻めること。「この城の為体(ていたらく)、—にし候はば、左右(さう)無く落つべからず候」〈太平記・六〉