さく【策】
1 はかりごとや計画。また、事をうまく運ぶための手段・方法。「—を練る」「—を授ける」 2 むち。つえ。「—を執る」
さく【策】
[音]サク(漢) [訓]むち [学習漢字]6年 1 文字を書き付けた竹のふだ。特に、天子が下す文書。「策命」 2 はかりごと。計画。計画を立てる。「策士・策定・策略/画策・奇策・失策・術策・政策...
さく‐おう【策応】
[名](スル)互いに策略を通じ合って助け合うこと。示し合わせること。「あいつが、パルチザンと—して、わざと道を迷わしとるのかもしれん」〈黒島・渦巻ける烏の群〉
さくげん‐ち【策源地】
前線の作戦部隊に対して、必要物資の補給などの兵站(へいたん)支援を行う後方基地。
さく‐し【策士】
策略を立てることに巧みな人。好んで事をたくらむ人。「政界の—」
さく‐し【策試】
⇒策問
策士(さくし)策(さく)に溺(おぼ)れる
策士は、策略に頼りすぎてかえって失敗する。
さく・す【策す】
[動サ五]「さくする」(サ変)の五段化。「謀反を—・す者」 [動サ変]「さく(策)する」の文語形。
さく・する【策する】
[動サ変][文]さく・す[サ変]はかりごとを考える。「改革を—・する」
さく‐せん【作戦/策戦】
1 戦いや試合をうまく運ぶ方法や策略。転じて、物事を進めていくうえでのはかりごと。「—を練る」「—を立てる」 2 歩兵・砲兵・騎兵などの、ある期間にわたる一連の対敵戦闘行動。「水際—」「陽動—」