さん【算】
1 昔、中国から渡来した計算用具。長方形の小さい木片。 2 占いに用いる算木(さんぎ)。また、その占い。 3 計算。勘定。「—が合う」「つるかめ—」 4 はかりごと。もくろみ。計画。「胸中予(あ...
さん【算】
[音]サン(呉)(漢) [訓]かぞえる [学習漢字]2年 1 かぞえる。かぞえること。「算出・算数・算法/暗算(あんざん)・演算(えんざん)・加算・概算・計算・決算・採算・珠算(しゅざん)・通算...
さん‐えき【算易】
そろばんの玉で行う占い。そろばん占い。
さん‐おき【算置き】
算木を用いて占うこと。また、その人。易者。「是へ—が参る。一算置かせうと存ずる」〈虎寛狂・居杭〉
さん‐かん【算勘】
1 占いをして考えること。「陰陽道の輩を召さるるの上、参河守教隆、—に及ぶ」〈吾妻鏡・三六〉 2 数を数えること。そろばんで勘定すること。計算。「それがしは算用—においては、世間に恐いものがござ...
さん‐が【算賀】
長寿の祝い。賀の祝い。40歳を老いの始めとして、以後10年単位で祝う。
さん‐がく【算学】
算数の学。数学。
さん‐がく【算額】
創案した数学の問題やその解法を書いて社寺に奉納した絵馬。江戸時代中期に始まったとされ、和算家や市井の数学愛好家らが、数学の問題が解けたことを神仏に感謝するという意味合いがあった。また、あえて難問...
さん‐ぎ【算木】
1 易で、卦(け)を表す四角の棒。長さ約9センチで、6本あり、おのおの四面のうち二面は爻(こう)の陽を表し、他の二面は陰を表す。 2 和算で使う計算用具。長さ約4センチで、約0.5センチ角の木製...
さん‐くずし【算崩し/三崩し】
算木をくずしたように、3筋ずつ縦横に石畳(いしだたみ)状に並べた縞(しま)模様。算木崩し。