えきたい‐レーザー【液体レーザー】
誘導放出を起こす媒体として液体を用いるレーザー。気体の原子や分子などを管内などに封入して励起する。粉末状の色素を有機溶媒に溶かして発振媒体とする色素レーザーが知られる。
エコノミークラス‐しょうこうぐん【エコノミークラス症候群】
狭い座席に長時間座っていることから起きる疾患。足の血管内に血栓ができ、それが肺に流れ込んで胸痛・呼吸困難・心肺停止などの症状を起こし、最悪の場合は死に至る。エコノミー症候群。旅行者血栓症。ロング...
エンドセリン【endothelin】
血管内皮細胞から形成・放出される強力な血管収縮因子。昭和63年(1988)、真崎知生らにより発見された。21個のアミノ酸からなるペプチド。
エー‐ブイ‐エフ【AVF】
《arteriovenous fistula》血液透析で、十分な量の血液を透析器に送るために、患者の皮下に作成される内シャントのうち、動脈と静脈を直接吻合(ふんごう)したもの。自己血管内シャント...
エー‐ブイ‐ジー【AVG】
《arteriovenous graft》血液透析で、十分な量の血液を透析器に送るために、患者の皮下に作成される内シャントのうち、動脈と静脈を人工血管でつなげたもの。人工血管内シャント。人工血管...
オルガノイド【organoid】
ばらばらの細胞から、臓器・器官を模して再構成された組織。分化と自己複製を行う幹細胞やiPS細胞などを用いて、試験管内(in vitro(インビトロ))で三次元的な構造も含めて形成する。脳・肝臓・...
かさんか‐ししつ【過酸化脂質】
脂質の過酸化物。ふつう不飽和脂肪酸が活性酸素によって酸化された物質をさす。血管内に付着して動脈硬化の原因になったり、皮膚細胞に作用してしみやしわを作ったりする。
カテーテル‐ちりょう【カテーテル治療】
⇒血管内治療
カニューレ【(ドイツ)Kanüle】
体腔・血管内などに挿入し、薬液の注入や体液の排出、気管切開の際の空気の通路とする場合などに用いるパイプ状の医療器具。
かん‐か【管下】
官庁などが管轄している範囲内にあること。管内。管轄下。「県警—」