せっきょう‐さいもん【説経祭文】
説経節が山伏の祭文と結びついたもの。江戸初期に成立、後期には寄席にも進出した。
せっきょう‐じょうるり【説経浄瑠璃】
⇒説経節
せっきょう‐だゆう【説経太夫】
説経節を語る太夫。
せっきょう‐ぶし【説経節】
説経1が、和讃(わさん)・平曲・謡曲などの影響を受けて音楽化し、語り物となったもの。初めは鉦(しょう)・簓(ささら)、のちには胡弓(こきゅう)・三味線などを伴奏にした。鎌倉末期に成立、本来の門付...
せっ‐く【節句/節供】
《節日(せちにち)に食物を供する意》年間の節目となる年中行事およびその日。1月7日の人日(じんじつ)、3月3日の上巳(じょうし)、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽(ちょうよう)など...
せっく‐せん【節句銭】
江戸時代、五節句や盆暮に、借家人が家主へつけ届けした金品。
せっく‐ばたらき【節句働き】
平生は怠けているのに、人々が休む節句に、ことさら忙しげに働くこと。「怠け者の—」
せっ‐けん【節倹】
[名・形動](スル)出費を控えめにして質素にすること。また、そのさま。倹節。節約。「奢侈なる人と—なる人と」〈中村訳・西国立志編〉 「お母様が—して遣って下さるから」〈鴎外・半日〉
せっ‐こく【石斛】
ラン科の常緑多年草。森林の岩や老木に着生し、高さ約20センチ。茎は棒状で節が多い。葉は肉厚で披針形。夏、葉の落ちた茎の先に白または淡紅色の花をつける。観賞用に栽培もされ、漢方では強壮・消炎薬に用...
せっ‐こつ【接骨】
[名](スル) 1 折れた骨をつなぎ合わせたり、はずれた関節を元に戻したりすること。ほねつぎ。「—医」 2 「接骨木」の略。