せっ‐し【節士】
節義を守る人。節操の堅い人。
せっしゅうがっぽうがつじ【摂州合邦辻】
浄瑠璃。時代物。二段。菅専助(すがせんすけ)・若竹笛躬(わかたけふえみ)作。安永2年(1773)大坂北堀江座初演。謡曲「弱法子(よろぼし)」、説経節「しんとく丸」「愛護若(あいごのわか)」の系統...
せっ・する【節する】
[動サ変][文]せっ・す[サ変] 1 限度を越えないようにする。控えめにする。「飲食を—・する」 2 むだを省いて切り詰める。節約する。「経費を—・する」
せっ‐せん【節線】
定常波などで、振幅が零または極小のところを節(ふし)または節(せつ)といい、これを結んでできる線。弦の振動では点、膜や板の振動では曲線や直線となって現れる。
せっ‐そう【節操】
節義を堅く守って変えないこと。自分の信じる主義・主張などを守りとおすこと。みさお。「—を貫く」「—がない」
せっそく‐どうぶつ【節足動物】
動物界の一門。体はクチクラの外骨格に覆われ、成長にともなって脱皮をする。体節に分かれ、頭・胸・腹部があり、各節に付属肢が一対ずつつくのが原則。頭にはたいてい触角・目をもつ。全動物の4分の3近くの...
せっちゅうばい【雪中梅】
末広鉄腸(すえひろてっちょう)の政治小説。上下2巻を明治19年(1886)8月、11月にそれぞれ刊行。青年政治家国野基(くにのもとい)の苦節と成功を描いたもの。続編に「花間鶯」がある。
せっ‐てん【節点】
1 構造物の骨組み部材の接合点。自由に回転する滑節点、角度の変わらない剛節点がある。 2 レンズで、光軸に斜めに入射した光がそれと平行な出射光を得るとき、入射光・出射光それぞれの延長が光軸と交わ...
セット‐ポイント【set point】
1 テニス・卓球・バレーボールなどで、セットの勝敗を決める最後の1点。また、次の1点を取ればセットの勝ちが決まる状態。 2 生体内のホメオスターシス機構が設定する一定の値。視床下部の体温調節中枢...
せっぴょう‐けん【雪氷圏】
寒冷地や高山などで、水が雪や氷となって存在している地域。雪や氷が冬季だけ存在する季節氷雪圏と一年中存在する永久氷雪圏がある。