ゆう‐ぜち【夕節】
夕方にする節振舞(せちぶるまい)。盆や正月などの節日(せちにち)の夕方にごちそうすること。「—の人に紛れて入りにけり」〈浄・五枚羽子板〉
ゆうそう‐どうぶつ【有爪動物】
動物界の一門。環形動物から節足動物に進化する中間に位置するとされる。体は円筒状で、体長約10センチ。神経節・腎管が体節的に並び、対をなす多数の脚の先に鉤(かぎ)状の爪がある。熱帯・亜熱帯の森林内...
ゆうりん‐るい【有鱗類】
1 有鱗目の哺乳類の総称。体が硬いうろこで覆われるセンザンコウの一科からなる。歯がないので、かつては貧歯類に分類されたこともある。常節類。 2 有鱗目の爬虫(はちゅう)類の総称。トカゲ・蛇などが...
ゆ‐おん【湯温】
湯の温度。「—調節」
ゆか【床/牀】
1 建物の内で、根太(ねだ)を立て、地面より高く板を張った部分。そのままで、また畳や敷物などを敷いて生活する。また、広く建物の内で、人の立ったり歩いたりする底面。 2 劇場で、義太夫節の太夫と三...
ゆか‐ほん【床本】
《「ゆかぼん」とも》義太夫節の太夫(たゆう)が床2で語るときに使う、舞台用の比較的大形の義太夫本。
ゆき‐あい【行き合ひ/行き逢ひ】
1 出あうこと。また、その時やその所。出あい。「遣水などの—はれて由あるかかりの程を尋ねて立ち出づ」〈源・若菜上〉 2 季節の変わり目。特に、夏と秋との変わり目。「娘子(をとめ)らに—の早稲(わ...
ゆき‐の‐した【雪の下】
1 ユキノシタ科の多年草。湿った所に生える。全体に毛があり、茎は紅紫色で地をはい、節から小苗を出して増える。葉は多肉質の腎臓形で、長い柄があり、裏面は暗赤色。夏、20〜50センチの花茎を伸ばし、...
ゆき‐むし【雪虫】
1 雪国で、早春の積雪上に現れて活動する昆虫。セッケイカワゲラ・ユキガガンボなど。 2 北海道や東北地方で、雪の降りだす季節に現れる小さな昆虫。リンゴワタムシなど。体に白い分泌物をつけて群れて飛...
ゆび‐もじ【指文字】
手話で、指の形によって文字や数字を表現する方法。国際手話ではアルファベット、日本手話では仮名文字(各音節)の一つ一つに対応する形を片方の手で表す。 [補説]両手で表す指文字を使用する国もある。